■ 動作環境
■インストールして抹消する場合■

●オペレーティングシステム
Windows 11(バージョン22H2)64bit版
Windows 10(バージョン22H2)32bit/64bit版

※Arm版 Windows 11/10 には対応していません。
※アドミニストレータ権限(管理者権限)が必要です。
※2023年2月1日現在の対応OSとなります。Windowsの大型アップデートについての最新情報は、Webサイトでご確認ください。
※マイクロソフト社がサポートを終了したオペレーティングシステムは、本製品のサポート対象外となります。Windows 8.1/7においてはサポート対象外のオペレーティングシステムとなりますが、パソコン完全抹消では、本製品をインストール後に、起動用ディスクを作成して起動できる環境であれば抹消を行うことができます。

●コンピューター
オペレーティングシステムが稼働するコンピューター(PC/AT互換機のみ)
※Macintosh(Mac)には対応していません。

●メモリー
Windows 11/10 64bit版:4GB以上(8GB以上を推奨)
Windows 10 32bit版:2GB以上

●ドライブ
CDを読み込めるドライブ

●ハードディスク、SSD
インストール用として、[パソコン完全抹消] 150MB以上、[ファイル抹消] 50MB以上の空き容量が必要。
※レポートや[パソコン完全抹消]で起動用ディスクを作成するには、インストール用とは別に空き領域が必要です。

●その他
インターネット接続環境
※アップデータのダウンロードやユーザー登録、起動用ディスクの作成([パソコン完全抹消]のみ)で必要となります。

■起動用ディスクを作成して起動する場合■
[パソコン完全抹消]は、CD/DVD/BDやUSBメモリーに対してディスクを抹消するための起動用ディスクを作成する機能があります。[ファイル抹消]の各機能は使用できません。

●オペレーティングシステム
Windows PE を起動するため、コンピューターにインストールされているオペレーティングシステムに依存しません。

●コンピューター
インストールして使用する場合と同様
※作成した起動用ディスクから起動できる環境が必要です。コンピューターによっては設定の変更が必要となる場合があります。

●メモリー
512MB以上(ビデオメモリーと兼用の場合は1GB以上)

●ドライブ
CD/DVD/BDを起動用ディスクとする場合、それぞれのメディアに対応したドライブ
※USBメモリーを起動用ディスクにする場合は不要です。

●USBポート
USBメモリーを起動用ディスクとする場合、USBメモリーから起動可能なUSBポート(USB2.0以上)

●その他
起動用ディスクで起動後にハードディスク/SSDが認識されていない場合は、認識するためのドライバーが必要です。

[パソコン完全抹消]注意事項
●使用環境や選択した抹消方式によっては、抹消が完了するまでに大変時間がかかることがあります。
●抹消を行うハードディスクにエラーがある場合、ドライブ単位の抹消ができない場合や、全ての領域が抹消できない場合があります。
●ダイナミックディスクは、ディスク全体の抹消のみとなりドライブ単位の抹消はできません。
●HPA(HiddenProtectedAre)のリカバリー領域の抹消はできません。
●抹消時間の測定機能で表示される抹消時間は、ディスクのサイズや使用状況により、実際の抹消時間と結果が異なる場合があります。
●ネットワークドライブの抹消はできません。

[ファイル抹消]注意事項
●使用環境や選択した抹消方式によっては、抹消が完了するまでに大変時間がかかることがあります。
●ダイナミックディスク上のファイルを抹消することはできません。
●512バイトエミュレーションを行っていない4Kセクター(4Kネイティブ)フォーマットのハードディスク上のファイルを抹消することはできません。
●FD、CD/DVD/BD、DVD-RAM、MO、PD、テープメディア上のファイルは抹消できません。
●ネットワークドライブ上のファイルは抹消できません。
●iPod、iPad、iPhoneなどのiOSデバイスやAndroidデバイス上のファイルは抹消できません。
●他のアプリケーションによって使用中のファイル、システムにより予約または保護されているファイル、アクセスが許可されていないファイル、NTFSの機能(代替データストリーム、リパースポイント、スパースファイル)が施されたファイルなどは抹消することはできません。

[起動用ディスク]について
[パソコン完全抹消]の起動用ディスクは「Windows PE」を使用するため、本製品では「Windows PE 起動用ディスク」といいます。
●「Windows PE 起動用ディスク」を作成するにはインターネット接続環境が必要です。
●CD/DVD/BDメディアに作成する場合は、それぞれのメディアの書き込み用ドライブと空のメディアが必要です。
●USBメモリーに作成する場合は、空の1GB以上32GB以下のUSBメモリーが必要です。

[SSDの抹消]について
●SATAのSSDに対してセキュア抹消(Secure Erase)を行うには、パソコンからSSDを取り出し、SATA-USB変換を行うケースに装着してUSB接続する必要があります。
●Windowsがインストールされ起動中のSSDに対しteTrim(トリム)を行うことはできません。
●NVMeのSSDに対してセキュア抹消(Format NVM/Sanitize/暗号化抹消)を行うには、内臓(PCIeインターフェース)に接続し、「Windows PE 起動用ディスク」で起動して操作を行う必要があります。
●マザーボードの動作モードがRAIDモードになっている場合は、セキュア抹消を行うことができません。
●eMMCはセキュア抹消には対応していません。
●SSDのセキュア抹消は、SSDやコンピューター環境によっては対応していないものがあります。

[スラック領域抹消]について
「スラック領域(ファイルが占めるクラスターの未使用領域)抹消」では、以下のファイルは抹消できません。
●起動中の他のプログラムによって使用中のファイル
●システムにより予約または保護されているファイル($で始まるファイル)
●アクセス権が設定されアクセスが許可されていないファイル
●NTFSの機能(代替データストリーム、リパースポイント、スパースファイル)が施されたファイル
●BitLocker(デバイスの暗号化)が有効なドライブ上に存在するファイル
●OneDriveで同期しているクラウドに存在するファイル