基本機能
コンピュータを真の画材に
マウスを動かすことが楽しい「抜群の描き心地」
マウスやタブレットを使って絵を描く。PICMOはそのことに徹底してこだわりました。ハードウェア同士のやりとりの細かな部分を調整し続け、まるでフエルトペンで紙に絵を描いているような、抜群の描き心地を実現しました。
あらゆるインターフェイスを新設計
描くときに大きく見えて欲しいのはキャンバス。そのキャンバスに集中できるように、必要のないウィンドウは一切表示しません。ツールのボタン類でさえ隠してしまうことができます。また、フルスクリーンモードにしてしまえば、画面全体がキャンバス。あなたのPCはお絵かきするための紙になります。
描画機能
描けない人でも楽しめるお絵かき
自由な修正「いい子いい子ペン」
最初から上手に絵が描けないのはあたりまえ。あとからゆっくり修正すれば問題ありません。そういう修正の時にこそコンピュータが助けてくれればよいのです。PICMOには「いい子いい子ペン」というツールがあります。「いい子いい子」と唱えながら線をなぞると、ガタガタだった線がいい子に(スムーズに)なっていきます。
変形も思いのまま「形状記憶引っぱりペン」
大きな修正をしたいときは引っぱりペンが便利です。線や図形の辺をつまんでひっぱるだけで、図形を変形できます。しかも、PICMOの引っぱりペンは「形状記憶引っぱりペン」。元の形を維持しようとがんばりますから、大きな変形でも元の個性はそのまま。経験値を要するスプラインのコントロールとは違い、感覚的に理想の形を作れます。
後から色決め「ダイナミック・カラーチェンジ」
最初から色を決められるわけがありません。作っていく途中で、迷いながら色を変えたい。そんな時に便利なのが「ダイナミックカラーチェンジ」。パレット上で色のRGB/HSV値を調整すると、キャンバスの色も追従して変わります。
アニメーション機能
10分でアニメーションが完成
ワン・ツー・スリーでアニメが完成「アニメクリップ」
絵が描けたら次はアニメーションを作ってみましょう。キャラクターを「アニメクリップ」にするだけで準備はOK。動きを付けたいところに赤いピンを打ち、それをマウスで動かすと、まるでぬいぐるみの手足を動かしているかのように自然に変形します。あとはそのマウスの動きを録画するだけ。信じられないほど簡単にアニメーションができてしまいます。
複雑な動きも簡単に「タクトモード」
複雑な形のキャラクターや、複雑な動きのアニメーションを作るときに便利なのが「タクトモード」。キーとなるキャラクターのポーズを登録し、指揮棒(タクト)を動かすようにマウスをドラッグすると、ポーズ間をスムーズに動かすことができます。タコのように8本も足があっても、これなら簡単にアニメーションを作ることができます。
タイミングは耳で合わせる「メトロノーム」
人と人がダンスをしてお互いの足を踏まないのは、音楽を聴きながら動くからです。うるまでるびペイントではこのことに注目し、録画するときにメトロノームを鳴らす機能を搭載しました。例えば「歩く」アニメーションを作るとき、メトロノームを聞きながら、右足と左足を順番に録画するのです。
音付けも簡単「サウンド機能」
PICMOなら、アニメに音を付けるのも極めて簡単です。サウンドファイルを読み込んで、アニメクリップに割り当て、ボタンをクリックするだけです。また、ドキュメント全体にBGMを付けることもできます。もちろんPICMOにはサウンドファイルのサンプルもたくさん入っています。
読み込みと書き出し
写真を動かす、心を動かす
写真でアニメ「ビットマップ読み込み」
PICMOは、デジカメで撮った写真や他のソフトで描いたビットマップを読み込むことができます。もちろん読み込んだビットマップを「アニメクリップ」にして、アニメーションを作ることができます。お友達やご家族をダンスさせてしまいましょう。
作品を公開「YouTubeアップロード」
できあがった絵やアニメーションは、メニューをひとつ選ぶだけでYouTubeにアップロードできます。YouTubeアカウントがなくても、PICMO共通アカウントを誰でもご利用になれます。その様子はこんな感じです。
データ利用「Flash SWF、QuickTime書き出し」
できあがった絵はJPEGやPNGなどの静止画フォーマットに、アニメーションはFlash SWFやQuickTimeなどの動画フォーマットに書き出すことができるので、WEBやブログに作品を加えたり、DVD作成なども思いのままです。もちろんプロの作品制作にも生かせます。実際にうるまでるびが連載している「今日の気分」は3年前からすべてPICMOで描かれています。